コンクリート技士の取り方
コンクリート技士試験に合格したので、
参考までに勉強方法について紹介します。
試験の概要
・実施機関 : 公益社団法人 日本コンクリート工学会
・受験資格 : 実務経験3年以上など
・試験日 : 年1回、11月下旬
試験の難易度
合格率、合格基準
・合格率 :28~30%(最近5年)
・合格基準:公表されていませんが、70%前後の得点で合格するようです。
独学で合格できる?
日建学院などの資格予備校で講座があるそうですが、あまり評判は良くないようです。
独学が一般的です。
おすすめのテキスト、問題集
入門書として
・「マンガでわかるコンクリート」
・「絵とき コンクリート」
・「コンクリートなんでも小事典(ブルーバックス)」
などを読みました。
テキストは日本コンクリート工学会の公式テキスト「コンクリート技術の要点」が良いと思います(値段高すぎですが)。
過去問は技報堂出版の「コンクリート技士試験問題と解説」を使いました。
勉強方法
まずはテキストを通読します。
「コンクリート技術の要点」は大変良いテキストですが、分厚く文字がぎっしりなので、入門書として「マンガでわかる」などを先に読んでおくと楽だと思います。
日本コンクリート工学会の10月講習会は、可能であれば受講したほうが良いと思います。
日本コンクリート工学会では毎年10月に「コンクリート技術講習会」を開催しています。
「コンクリート技術の要点」をテキストにして一日で全範囲を講義してもらえます。
この講習会は好評で、コンクリート技士受験者が多数参加しています。
テキストをざっくり読んだら、あとは過去問をひたすら繰り返すだけです。
70%くらいの得点で合格ですが、絶対評価ではなく相対評価なので、60%を超えていれば合格の可能性ありです。
難しい分野は勉強を省略しても大丈夫。
私は、不得意な構造計算分野はとばしました。