昔は英語が得意科目だった ~ 非破壊検査と英語

高校生のころは英語が得意科目だった。
現役で地方国立大学に合格できたのも、理系なのに英語が得点源だったおかげだ。
でも今は中学生レベル。
使ってないとこうなるよね。

社会人になって、非破壊検査業界に入って、英語が必要になったことは残念だがない。
日本に外国人の技術者を招いたときも海外研修に行ったときも、通訳担当者がいて、英語力はほとんど必要なかった。

最近は小学校から英語を早期教育で学ぶらしい。
英会話(リスニングやスピーキング)や語彙力が重視されるんだそう。
帰国子女が有利なんじゃないかな。
無口でコミュ障の学生は不利だろう。
僕が学生の頃は文法、英文解釈、英作文が中心で、論理的思考力で乗り切れたのに。
会話や暗記力よりも、思考力のほうが大事じゃないかと考えるがどうなんだろう。
将来、英語を使う仕事につく人なんて少数だと思うけど。

新社会人になって自信をなくした若い頃の僕は、自信を取り戻そうと昔得意だった英語の勉強を始めた。
あのころの自分に言ってやりたい。
英語が必要な仕事なんて、あんまり無いよ。
必要になれば、そのときにまた勉強すればいいんだよ。
今必要なことを勉強しなくちゃ。

みんなと同じ勉強をしたって、あまり価値がないよ。
みんながやらないことを勉強しなくちゃ。