乾電池式カメラはもう終わりです
現場用カメラとして一定の人気があるのが乾電池式のカメラです(でした)が・・・
実をいうと、乾電池式カメラはもう終わりです。
主要カメラメーカーの製品ラインナップからすべて消えてしまいました。
2010年頃までは、ニコン、リコー、オリンパス、パナソニック、富士フィルムなど各社から販売されていたのに・・・
2016年にはニコンとリコーだけになり、
2020年はもうだめだと思います。
なぜ乾電池式カメラは消えたのか?
ずばり、「売れなくなったから、作らない」ということですね。
その原因として以下が考えられます。
スマホの普及
カメラ業界を苦しめているのがスマートフォン。
高性能なカメラで、一眼レフカメラで撮ったかのような写真まで撮れてしまう。
現場では予備用カメラとしてよく使われていた乾電池式カメラですが、
スマホがあれば予備カメラはもういらないのかも。
充電池の進歩
充電バッテリが、より小型に、長時間使えるようになってきたのも影響してます。
SDGsやCSRなど社会環境問題への取り組みが拡がる中、
決してエコとはいえない使い捨ての乾電池は不利です。
USB充電できるカメラが普通に
最も大きい原因のひとつが、USB充電できるカメラが増えたこと。
ノートパソコンやモバイルバッテリーなどから、簡単に、高速に充電できるとなれば、
乾電池式カメラのメリットは、消えてしまいます。
私もすべてのカメラが、USBタイプC対応になってほしいと思っています。
まだ入手可能な乾電池式カメラの一覧
すべての乾電池式カメラが消えたわけではありません。
まだ売ってる(かもしれない)カメラのリストです。